焙煎機


今日は焙煎機のお話をいたしましょう。最近、個人の自家焙煎コーヒー店でも焙煎機の改造が多く見受けられます。少し専門的なお話になりますが、焙煎機をオリジナル仕様ままでなくバーナーの増設などの何らかの改造を加えているケースです。闇雲にバーナーを過剰に増設したり、ドラムの位置を変更したりすることは果たして……?
巣鴨にある当社の富士ロイヤル製の焙煎機もすべてコーノ式に改良を加えてあります。そうです、改良と改造は異なります。焙煎機はあくまでも道具です。使いこなしてこそ本来の力が発揮されるものです。当然、道具個々に得意とする工程が存在します。全てに万能な完璧な道具はありません。意図する目的の達成に適切な道具であるかということです。結局、使い手の問題なのですね。昨今の闇雲な仕様変更は改良でなく、単なる改造になっているのではないでしょうか?例えば、コーノ式仕様を表層的に真似ることはたやすいことです。でも機械全体のバランスも考えなければなりません。そして何より道具に応じた適切な使用方法でこそ、結果がでるものです。肝心なのはバーナーの数でもなければ、ドラムの位置でもありません。適切な「道具」と適切な「使用方法」で「目的」を達成することです。この3要素は必ずリンクしているものです。コーノの求めるコーヒーの味わいはコーノ式焙煎機とコーノ式焙煎方法によって初めて実現されます。その辺の真髄に触れたければ、珈琲塾へどうぞ!ふふ、一応最後は営業で閉めてみました。写真は先日の大阪教室で熱弁を振るう塾長の晴れ姿です。